日本人の国民病ともいわれる「肩こり」
肩こりは、肩の周りの筋肉の血行が悪くなることで起こります。血行が悪くなると、血液によって運ばれる酸素が不足し、筋肉には乳酸などの老廃物がたまります。そして、筋肉の細胞からは発痛物質がでて神経を刺激し、痛みが生じるようになります。
五十肩とは、肩関節の運動痛と夜間の痛みのことです。五十肩というのは俗称で、正式には肩関節周囲炎と呼びます。五十肩は、50歳代を中心とする40〜60歳代の方に多くみられます 。
肩の関節は、骨や軟骨、靭帯、腱などによって構成されています。五十肩とは、これら組織が退行変性(老化)により炎症を起こし、肩関節の関節包が狭小化した結果、肩関節の痛みや動きの制限が生じている状態です。
五十肩を発症すると、ときに日常生活に支障が生じるほどの強い症状が現れることがあります。多くの場合、運動療法や痛み止めなどの保存的な治療によって改善が可能です。五十肩が進行すると肩関節の動きが悪くなり、肩関節拘縮こうしゅくや凍結肩(Frozen Shoulder)といわれる状態になることがあります。
◆肩が重たく痛いのか、腕を上がる角度で肩から腕の付け根が痛いのか?
◆日本人の国民病と言われる肩こりは、簡単にいえば、肩周りの筋肉の血行不良で起こります。
◆肩から背中や首にかけて、ずしっと重たい感じがするのは、単純に筋肉の強張りだけとは言えません。
◆現に硬く、触るとガチガチの人でも肩こりを感じていない方もいらっしゃいます。
◆姿勢の問題や、目の疲れ、歯のかみ合わせなどで、肩の辺りが重たく痛い、または、心臓などの重篤な疾患をお持ちの方も肩周りに不快な症状が出られます。
◆日常の生活に支障をきたす様な、肩から首や背中にかけての不快感は、患部を強い力でもみほぐした為に悪化することも。
◆痛いと感じる場所から離れたところにある筋の硬結、トリガーポイントが原因かもしれません
◆50肩(肩関節周囲炎)は、炎症がなければ、肩甲骨周囲の関節や靭帯を緩めていく必要があります
◆肩が痛くて腕が上がらなくなったり、手が後ろに回らなくなったりしたら、五十肩が疑われます。
◆ある日、突然、肩関節に発症します。多くの場合それは、徐々に進行していて、肩甲骨を取り巻く筋の強張りから炎症につながって痛みが起きます。
◆五十肩と呼ばれるのは、40歳以上の人に起こりやすく、左右どちらの肩にも起こりまが、両方の肩が同時に痛くなることはまずありません。
◆痛みの強い時は、炎症が起きている時期で、その後、炎症が治まるにつれて痛みは軽くなります。
◆腱とその周囲が炎症のなごりで癒着を起こし、滑りが悪くなるので、関節の動きが悪くなります。
◆徐々に癒着が軽くなり、動きが正常な状態に戻るまでには、半年から1年もの時間がかかるのが普通とされています。
◆炎症が治まったら、または、炎症が出ていなければ、早めに肩甲骨周りの関節や筋腕の付け根などを、緩めていく必要があります
それには、トリガーポイント手技療法がお薦めです
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